お出掛けの満足度を高めるために、重要なのがグルメです。
美味しいものを食べれば、それだけで幸せな気持ちになれますよね。
せっかくですから、南アルプスならではの、とっておきグルメを楽しんでみましょう。
地元客にも観光客にも愛される、人気グルメを3つ紹介します。
大鹿村でいただく「ジビエ料理」
大鹿村周辺では、「人の数よりも鹿の数の方が多い」と言われています。
山間の村にとって、鹿や猪による農作物への被害は深刻なもの。
被害を食い止めるため、積極的に振る舞われているのがジビエ料理なのです。
大鹿ジビエのメインは、「鹿肉」。
村内の、さまざまな食事処・レストランで提供されています。
丁寧に処理されたジビエは、臭みを全く感じさせません。
鹿ロース肉のステーキや鹿肉を使ったハヤシライスなど、自慢の味を楽しんでみてください。
鹿肉に含まれる鉄分は、豚肉の10倍、牛肉の7倍です。
カロリーはなんと4分の1なので、ヘルシーに楽しめるでしょう。
ハンバーグにロティにカルパッチョ…。
ここでしか楽しめない、お気に入りを探してみてください。
伊那市で楽しむ「二度芋田楽」
県の選択無形文化財にも指定されているのが、高遠町の二度芋田楽です。
この地域では、南アルプスの急傾斜を利用した畑で、ジャガイモの生産が盛んに行われています。
昔は春と秋、1年に2度収穫されていたことから、「二度芋」と呼ばれているそうです。
そんな二度芋を、味噌田楽にしたのが二度芋田楽です。
竹串に3~4個並べられた二度芋は、甘辛い味噌で優しく味付けされています。
香ばしい香りとホクホクのお芋が、大人から子どもまで、幅広い世代に愛されています。
囲炉裏の炭火で丁寧に焼かれた二度芋田楽は、一度食べたら病みつきになる味ですよ。
メディアでも紹介された「遠山ジンギス」
ジンギスカンと言えば北海道が有名ですが、実は長野県は、北海道に次ぐジンギスカン王国として知られています。
中でも、長野県飯田市の遠山周辺では、遠山ジンギスが人気です。
醤油をベースに、信州味噌や生ニンニクを混ぜ込んだタレに、じっくり漬け込んだ羊肉。
濃い目の味付けは、ごはんにもビールにもよく合います。
遠山のレストランで楽しんで、温泉宿で一泊するのもおすすめです。
また、過去にメディアでも取り上げられたことのある遠山ジンギスは、お土産としてもぴったりです。
南アルプスジオパークを楽しんだ記念に購入し、自宅でじっくりと楽しむのも良いですね。
美味しいグルメも観光も
豊かな自然と、長い歴史を感じさせる土地が魅力の南アルプスジオパーク。
美しい風景にプラスして、ぜひ美味しいグルメも満喫してみてください。
この土地ならではのおもてなし料理が、きっとあなたを満足させてくれるでしょう。