せっかく南アルプスジオパークにお出掛けするなら、観光スポットも楽しみたい!
とはいえ、いったいどこを巡れば楽しめるのか…悩んでしまいがちですよね。
そんなあなたにお届けするのが、今回の記事です。
南アルプスジオパークに行くなら外せない、人気観光スポット3つを紹介します。
1. 富士見パノラマリゾート/長野県富士見町

中央自動車道の諏訪南ICから約7分で到着するのが、富士見パノラマリゾートです。
富士山と八ヶ岳を望むスノーリゾートとして人気ですが、実はグリーンシーズンも人気の観光スポットです。
ゴンドラに乗って山頂駅へと進めば、そこには自然豊かな入笠湿原が広がっています。
約1.85ヘクタールもの湿原は、春から秋まで、さまざまな植物が楽しめるでしょう。
毎年6月には、100万本の日本すずらんが一斉に見頃の時期を迎えています。
冬場はゲレンデとして使われるエリアが、夏にはマウンテンバイクエリアへと大変身します。
圧倒的な解放感を楽しめる、パラグライダースクールも人気です。
山頂のレストランでは富士見町特産赤いルバーブのペーストを練り込んだソフトクリームを楽しめます。
グルメもお土産も、たっぷり満喫してみてください。
2. 高遠温泉/長野県伊那市高遠町

高遠温泉は、南アルプスと伊那山地に挟まれた山間の地域にあるのどかな温泉地です。
高遠湖の畔に位置していて、四季折々の自然の風景を愛でながら、入浴タイムを満喫できます。
高遠町と言えば、「天下第一」と呼ばれる桜の名所としても有名です。
「さくら名所100選」にも選ばれています。
高遠温泉から、高遠城址公園に植えられた1,500本もの桜を、ゆったり気分で楽しみましょう。
高遠町と言えば、「高遠そば」も人気グルメの一つです。
昔ながらの食事処にも、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
3. 中央構造線博物館/長野県下伊那郡大鹿村

南アルプスジオパークらしい歴史や特徴を学べるのが、大鹿村にある中央構造線博物館です。
中央構造線とは、関東から九州まで、日本列島を縦断するように走っている大断層のこと。
中央構造線博物館は、この大断層のほぼ真上に作られていて、日本で唯一の、中央構造線に関する専門博物館です。
館内には、中央構造線のジオラマなど、ユニークな展示が満載。
地震と地殻変動、地盤・土砂災害など、地球について幅広く学べます。
近隣には、道の駅歌舞伎の里大鹿があり、食事をしたりお土産物を購入したりできます。
大鹿村内を歩いて中央構造線を学べる展望コースも人気ですから、ぜひ立ち寄ってみてください。
観光スポット巡りから、ジオツアーへ!

ジオツアーと言われても、正直あまりピンと来ない…という方には、人気の観光スポット巡りからスタートするのがおすすめです。
南アルプスジオパーク内の観光スポットには、南アルプスの歴史や自然を学べるスポットが多々あります。
楽しみながら、エコやジオについて、興味関心を深めてみてくださいね。