1. 夕立神パノラマ公園

標高1,620mに位置する、夕立神パノラマ公園。
シンプルな展望台ですが、周囲の山々を360度パノラマで見渡せます。
特におすすめなのは、夕焼けの時間。
美しい太陽と、その光で紅に染まった南アルプスを楽しめるでしょう。
秋の紅葉シーズンには、ひときわ美しい風景を満喫してみてください。
2. 中央構造線安康露頭

中央構造線とは、日本を走る大きな断層のこと。
普段その存在を意識する機会は少ないですが、南アルプスジオパークでは、その存在を絶景の中で感じ取れます。
中央構造線の地質境界が露出している部分を露頭と言い、その中でも特に安康露頭は、国の天然記念物に指定されています。
雄大な川の流れのバックに広がる、色とりどりの不思議な地層。
川が流れているため、常にきれいな状態で地質境界を観察できる絶好のスポットです。
3. 入笠湿原

入笠湿原は、入笠山麓の標高1,734mに位置する湿原です。
その面積は、なんと約1.85ヘクタールにも及びます。
春から秋にかけてさまざまな花が咲き誇り、訪れた人の目を楽しませてくれています。
特に6月ごろに咲き乱れるすずらんは、注目の的。
可憐な花々に、心癒されましょう。
入笠湿原を訪れたら、ぜひその先の入笠山登山口付近にまで足を延ばしてみてください。
こちらも花畑になっていて、湿原とは一味違った絶景を楽しませてくれます。
4. 高遠城址公園

全国的にも桜の名所として知られる、高遠城址公園。
園内では、高遠藩の旧藩士達が移植したと伝わる桜の木々が出迎えてくれます。
本丸に残る古い桜の木は、このときに植えられたもの。
130年を超えた現代においても、美しい花々を咲かせ、訪れた人の目を楽しませてくれています。
高遠城址公園は4月に行われるさくら祭りが有名ですが、11月中旬ごろから楽しめる美しい紅葉もおすすめです。
真っ赤に色づいたカエデが、日本らしい雰囲気を演出してくれます。
毎年11月に開催される高遠城址もみじ祭りにも、ぜひ注目してみてください。
自分だけのお気に入りの絶景を見つけてみては?
今回紹介した4スポット以外にも、南アルプスジオパークには、まだまだたくさんの絶景スポットがあります。
自分だけのお気に入りスポットを探してみてはいかがでしょうか。
南アルプスジオパークでは、雄大な自然が観光客を出迎えてくれます。
レストランや食事処で美味しいものを食べ、温泉で日々の疲れを洗い流せたら、充電は完了。
「よしまたがんばろう!」と思えたら、それが何よりのお土産になるでしょう。
南アルプスジオパークの「リフレッシュ旅」を、ぜひ満喫してみてください。